ただ早朝高血圧が起きる原因が徐々に解明されており、早朝高血圧の有効な対策も分かってきています。今日は早朝高血圧の2つの原因と対策についてまとめておきます。
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早朝高血圧の2つの原因 |
![]() ・降圧剤の効果が就寝中に切れるのが原因 |
・質の悪い睡眠や寝不足が原因
睡眠の質が悪い方や睡眠時間が短い方に夜間・早朝高血圧が起きやすい事が分かってきました。
通常は寝てる間に血圧は下がるのですが、睡眠の質(途中で目が覚める)が悪かったり、寝る時間が常に短い方は、就寝中高血圧になったり、起床時に早朝高血圧になってしまうのです。そして脳梗塞や心筋梗塞を起こします。
早朝6時から9時に病院へ運ばれる方の数は、その他の時間に運ばれる方の約3倍の数いるそうです。いかに早朝高血圧が危険なのかお分かり頂ける事でしょう。
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・降圧剤の効果が就寝中に切れるのが原因
降圧剤の効果が就寝中に切れてしまい、早朝高血圧になる方がいます。朝起きてから降圧剤を飲んで病院で血圧を測定しても、薬の効果で血圧が正常になっていて、なかなか見つからないといった問題が起きています。
降圧剤切れの早朝高血圧は発見が難しいですが、早朝の血圧測定を習慣化していれば見つけることは容易です。

早朝高血圧2つの対策[これでOK] |
![]() ・降圧剤の服用時間の変更 |
睡眠の質や睡眠時間が高血圧の原因ですので、就寝前に軽い運動を行い心地よい疲労感を与えると質の良い睡眠を確保できる方が多いです。
寝不足と高血圧の記事でも書いてますが、軽い運動は血管を柔軟にして動脈硬化の防止と高血圧の対策にとても効果があります。
・降圧剤の服用時間の変更
降圧剤を朝服用してる方で、早朝高血圧が起きてる方は、降圧剤を寝る前に変更すると、早朝高血圧が解消する可能性があります。また降圧剤の中には、効き目が長時間効く薬もありますので、医師に相談の上変更してみても良いでしょう。