アルコール(お酒)を飲みすぎると、血流が増えて高血圧になる事が分かっていますが、アルコールの飲みすぎだけが原因の方と、遺伝的要因や食生活などの原因も加わって高血圧になる方など、色々なケースが見られます。

いずれにしてもアルコールの飲みすぎが、高血圧に関係してる事は間違いないようです。

高血圧とアルコール飲みすぎの関係をまとめておきます。

高血圧の原因はアルコールの飲みすぎ
高血圧の原因を説明する医師

・高血圧とアルコール(飲酒)の関係
・アルコールのおつまみが高血圧の原因
・アルコールを飲み過ぎない方法


・高血圧とアルコール(飲酒)の関係

アルコールの飲み過ぎは水分の摂りすぎと同じですので当然高血圧の原因となります。高血圧と水分の記事でも書きましたが、アルコールを大量に飲むと血流が増えて血管が外に膨れ上がり高血圧の原因となっていきます。

適度なアルコールは、血行が良くなり高血圧が下がることも分かつていますが、適量を超えるアルコールは逆に高血圧の原因となってしまうのです。

厚生労働省はビール500ml、ウイスキーダブル1杯、焼酎0.5合を適度なアルコールと定義しています。

・アルコールのおつまみが高血圧の原因

アルコールの飲みすぎが原因で高血圧になるのはお分かり頂けると思いますが、意外と気が付かないのがおつまみの食べ過ぎです。

おつまみは味が濃いものや高カロリーのものが多いので、飲んでる時は喉の渇きを感じなくても、翌日喉が渇くという経験をお持ちの方も多いはずです。

また高カロリーのおつまみは肥満の元凶ですので、ここでも高血圧の原因が発生してしまいます。やはりアルコールの飲みすぎは、高血圧になる原因が多い行動と言えるでしょう。

高血圧の原因高血圧の原因:肥満 の詳細

・アルコールを飲み過ぎない方法

アルコールの飲みすぎないようにするには、自制するしかありません。でもどうしても止められない方は、薬を使う方法もあります。

この薬はアルコール依存症の方の薬で、お酒を飲むと心臓がバクバクしてのそれ以上飲めなくなる薬ですが、高血圧の原因がアルコールにあるのであれば、アルコールを止めるために服用するのも一つの方法となります。

使用される薬は、シアナマイド(液体)とノックビン(粉末)という2種類がありますが、高血圧の担当医師に相談の上、試してみるのも良いかもしれません。