妊娠中に高血圧になる事を妊娠高血圧と呼びますが、妊娠20週前後に発病するケースが多いようです。

ただ妊娠高血圧だからといっても、特別な高血圧の治療がある訳でもないので、食事療法や運動療法そして重篤な高血圧の場合は降圧剤といった通常の治療を行います。

今回の妊娠高血圧3つの対策を知れば、母子ともに安全に出産をすることが出来ると思います。頭に入れておくようにしましょう。


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妊娠中の高血圧対策はこの3つ
高血圧の原因を説明する医師

・妊娠20週前後で血圧測定を開始
・妊娠中の体重増を予防
・適度の運動とストレス解消で高血圧対策


・妊娠20週前後で血圧測定を開始

妊娠したらすぐにでも行いたいのが血圧測定です。妊娠高血圧の予防対策には血圧測定が一番良いです。血圧測定をすれば、自分の血圧の異常にすぐ気が付き、高血圧治療も重症になる前に始めることが出来ます。

病気はなんでもそうですが早期発見が大切なのです。妊娠20週前後に入る方は、血圧を測る習慣を身に付け対策を取るようにして下さい。


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・妊娠中の体重増を予防

妊娠中に体重が増える方が多いですが、妊娠中の体重増は妊娠高血圧の大きな原因となっています。先ほどの血圧測定と同じように、体重測定も習慣化するようにするとよいでしょう。

高血圧の原因肥満と高血圧について

・適度の運動とストレス解消で高血圧対策

適度な運動は、ストレス発散と血管を柔軟にする効果があり、妊娠高血圧の対策になります。そして先ほど述べたように、運動は肥満の対策にもなりますので、妊娠中の方はぜひとも実施して下さい。

妊娠中の親が子供に与える2つの影響
高血圧の対策はこれだ!という医師

お母さんが高血圧の状態で子供を出産すると、子供も高血圧になる確率は30%にも上ります。以前に高血圧と遺伝の関係について書きましたが、子供が高血圧になる原因の一つに親からの遺伝があるのです。

肥満の親から生まれる子供は、遺伝的に肥満になる可能性が高い事も分かっています。生まれた時から糖尿病などと言うかわいそうなケースも見受けられますで、体重測定を行い肥満対策を取るようにしていきましょう。

妊娠中の親は、子供が将来高血圧や糖尿病になるかならないかの責任を負っているのです。気を付けるようにしましょう。



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